2011年4月 2日 (土)

走り易くなった「永平寺福井自転車道」

Img_9702_2 記録的な大雪だった福井も4月に入り、少しは暖かくなってきました。
福井市内でも早く桜が咲く「さくら通り」の桜も大きく芽を膨らませ、来週には咲き始めそうです。



さて、暖かくなったとは言え北風はまだまだ冷たいのですが、足羽川河川敷道路と「永平寺福井自転車道(ファインロード)」を少し走って来ました。


Img_9709 足羽川の桜並木も芽を膨らませていました。






「永平寺福井自転車道」の基点「福井運動公園」には、従来からのサイクリングロードの案内看板と共に「一乗谷朝倉氏遺跡」や「丹南自転車道」へ向かうルートも記載された広域の案内看板も設置されています。
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「永平寺福井自転車道」の路面には現在地の町名と基点からの距離が書かれた丸い表示やルートの分岐点の表示が所々に書かれています。
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また、道路端の白線もはっきりと引かれ、一年前よりも走り易くなっています。
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なお、「運動公園」から約3キロの「日光橋」付近は、古い橋の橋脚撤去作業がまだ続いています。
5月頃までは河川敷の自転車道に入らずに、堤防上の道路を走ることになります。
自転車道には通行止めの看板も設置されていないのでご注意ください。

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10日頃には桜も咲き始めるのでお弁当を持って春の日のポタリングを楽しんでください。

2009年11月14日 (土)

旧北陸道をポタリング(2) 武生から今庄宿へ

Nec_0107 「丹南ふれあい自転車道」(丹南ふれあいスポーツレクリェーションロード)は、南条山地から福井平野に向かって南北に開けた谷間に沿って流れる「日野川」の河川敷や堤防上を通っています。
この谷間は古代より「越」の国へ入る交通の要所として、現在まで「北陸道」が通っています。


Img_4297_2 今回は、江戸時代に整備された「近世の北陸道」を「府中」と呼ばれた越前市中心部から南へ向かい、「今庄宿」(南越前町今庄)までの約17キロのコースをご紹介しましょう。



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1img_3192 越前市の中心商店街にある古社「総社」鳥居前の旧北陸道を南に向かって出発します。




少し先の交差点をかぎ形に左そして右に曲がて国道365号に入り、多くの「刃物」の製造卸問屋の古めかしい看板を眺めながら大通りを南に進むと「日野山」の拝願所でもあった「神明神社」に行き着きます。
現在は社殿裏から民家の屋根越しに少しだけ日野山を見ることができます。
江戸時代の俳人「松尾芭蕉」は「東北地方」からの帰路「敦賀」に向かう為に北陸道を通り、「ひなが嶽(日野山)」を拝して次の句を発句しました。
「あすの月 雨占なはん ひなが嶽」

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神社前から少し狭くなった道をさらに南へ進むと変形の五差路に突き当たり、左手にある横断歩道を渡って細い古い路地に入ります。
この路地が当時からの旧北陸道です。
路地の奥にはJR北陸線を渡る歩道橋があり、さらに進むと旧道は途切れて広い新しい道に出ます。
ここを右に曲がって、広い道を真っ直ぐ進むと狭い旧道につながり、この旧道を通って国道365号の下を潜ると「松森一里塚跡」に出ます。
(総社から約2.5キロ)
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Img_9092 「一里塚」から約100メートル進むと旧北陸道が途切れて国道365号に合流します。
ここから国道を約1キロ南へ進み、左手に「サークルk」がある「富士見ヶ丘交差点」から右斜めに入る旧北陸道を進むと「今宿」に到着します。



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Img_9095 「今宿」は新しく造られた宿場で、中世の北陸道はもっと西側の山麓を通った言われています。現在は民家が建ち並び、あまり宿場の面影を見ることができません。



「今宿」を抜けて水田地帯を進むと「一里塚跡」の碑があって「脇本宿」が見えてきます。
一里塚跡の先にある三叉路を右に入ると古社「大塩八幡宮」があります。
この神社には源平合戦の頃から戦勝祈願のために武将が立ち寄ったと言われ、室町時代に造られた大型拝殿が残っています。
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Img_9104 さて、次の「脇本宿」は「湧く元」と言われ、良質の湧き水が出る休憩地だったと言われています。
この宿場には脇本陣「中山家」と「道元禅師」の記念碑があります。
(松森から約5キロ)


「脇本宿」を過ぎると古寺「妙泰寺」や「JR南条駅」がある大道地区や「鶯の関」を通って「鯖波宿」に至ります。
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「鯖波宿」は古代の駅「淑羅(シラギ又はシクラ)」があったと言われ、古くから栄えた宿場ですが、現在は本陣「倉橋家」は移築されてしまって空き地になっています。
近年まで集落南端の「白山神社」がある山麓の東側を回り込むように旧北陸道が通っていましたが、現在は「白山神社」下の小さい歩道用トンネルを抜けて未舗装の道を山沿いに進みます。
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なお、舗装された道を走るのであれば、来た道を戻って集落の北側の陸橋を渡り、国道365号を南へ向って下さい。


Img_9111 さて、道の両脇に製材所がある地点で踏切りを渡ると旧北陸道は一旦途切れて国道365号に出ます。
右折して国道を進み、「JR湯尾駅」前を過ぎると北陸高速道「今庄インター」が見えてきます。
このインター入口手前で右斜めに入る道に進むと「湯尾宿」に達します。
(脇本から約6キロ)



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「湯尾宿」に入ると宿場南側山上にある「湯尾峠」目指して真っすぐ道を進んで「湯尾神社」前を通って坂道を行くと自然歩道案内看板があります。
さらに山に沿って坂道を進むと峠の入口に着きます。
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山麓入口から徒歩で約15分登ると「湯尾峠」に着きます。
「湯尾峠」の茶屋跡には芭蕉の句碑と古い休憩所があります。
また、西側山腹には疱瘡除けにご利益のある「孫嫡子神社」があり、この神社の護符は関西地区で疱瘡除けに売られていたそうです。
芭蕉はこの神社を題材にして次の句を発句しました。
「月に名を 包みかねてや いもの神」
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Yunoutouge44 さて、この峠を南へ下ると「今庄宿」に着きますが、自転車では峠入口手前の交差点から旧北陸線廃線跡の道路を進んでトンネルを抜けて「今庄宿」に向かいます。
トンネルを通って少し行くと国道365号に達し、右折して国道を少し行くと左手に学校と右手に踏切りある交差点に着きます。
ここを右折して踏切りを渡ると「湯尾峠」から続く旧北陸道に合流して、目的地の「今庄宿」に入ります。


残念ながら宿場にあった本陣はなくなり公園となっていますが、今も宿場の雰囲気を色濃く残す町並みが続き、宿屋跡や江戸時代から続く造り酒屋などが残っています。
(湯尾から約4キロ・総社から約17キロ)
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Imazyoutaminaru2 なお、今庄サイクリングターミナルは「JR今庄駅」の東側、国道365号沿いの「今庄総合事務所」隣にあります。


参考図書
福井県史(福井県)
武生市史(武生市)
福井県の歴史(山川出版社)
福井県の歴史散歩(山川出版社)

2009年10月25日 (日)

ちょっと一息ポタリング 「今庄」編

Imazyoutaminaru2 南越前町「今庄」には「丹南ふれあい自転車道」(丹南ふれあいスポーツレクリェーションロード)の南の終始点「今庄サイクリングターミナル」があります。



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「今庄」は「木の芽峠」から続く「北陸道」と「栃ノ木峠」から続く「北国街道」が交わる交通の要衝に位置し、江戸時代に入って宿場町として整備され「今庄宿」と呼ばれました。
現在も当時の道筋には江戸時代から続く「造り酒屋」や「旅籠」跡が残り、宿場町の雰囲気を保っています。
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Nec_0041 谷間に発展した「今庄」は街の北側にある「湯尾峠」から南北に街道が通じ、東側に「日野川」、西側は「藤倉山」や「鍋倉山」などの山が迫っています。



Nec_0024 街の南側は「藤倉山」の東尾根に連なる通称「愛宕山」が日野川に接しています。




Img_8691 この山上には中世から江戸時代初期まで続いたとされる古城「燧(ひうち)城」跡(城の所在地については時代により諸説あり)があります。




Img_8692 この城は寿永2年(1183年)に「平家」軍と「木曽義仲」軍が戦った城として登場し、「源平盛衰記」には「四方の峰を連ねた北陸道随一の城郭」と記されています。



Img_3402 古代から中世にかけては「愛宕山」の南山麓を流れる「鹿蒜(かひる)川」下流にある「帰(鹿蒜)」集落に古代からの宿場「駅」が置かれていました。
そして「今庄」は「今城」と記され、宿場ではなく「燧城」の城下集落だったようです。

現在も麓にある「観音堂」および隣接する「新羅神社」から登山道があり、約15分で城跡に着くことができます。
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城跡には江戸時代初期に補強された城の入り口「虎口(こぐち)」の石垣や石段および「本丸」の見張り台の基礎石垣や周辺に造られた空堀・土塁がくっきりと残っています。
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因みに元禄2年(1689年)俳人「松尾芭蕉」が福井城下近郊の足羽山山麓に住む「等栽(とうさい)」宅から北陸道を通り「敦賀」に向かう途中、「今庄宿」を通った(或いは宿泊)際に次のような句を読んでいます。
「義仲の 寝覚めの山か 月悲し」

Nec_0064 さて、山間地にある「今庄」は水田が少なかった為に「蕎麦」や「柿」の栽培が盛んで、現在も「今庄そば」や保存食である「つるし柿」が特産品となっています。

なお、「今庄そば道場」(大門地区)や「リトリート田倉」(古木地区)では地元産のそば粉を使った「そば打ち体験」(要予約)が出来ます。
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参考図書
福井県史(福井県)
福井県の歴史(山川出版社)
福井県の歴史散歩(山川出版社)

2009年10月 5日 (月)

ちょっと一息ポタリング 鯖江編

Nec_0068 「丹南ふれあい自転車道」(丹南ふれあいスポーツレクリェーションロード)の終始点にある「鯖江市」は福井県嶺北地域を南北に流れる「日野川」の中流域にあって川の右岸沿いに南北に細長く続く「鯖江台地」を中心に東西に田園が広がっています。

また、北部を福井藩の中心地であった「福井市」、南部を越前国府が置かれた「越前市」に挟まれた小都市です。

産業としては国内最大の「メガネ」の生産地で市内各所に関連工場が点在しています。


Img_8633 さて、鯖江市の中心市街地は「長泉寺山」山麓にある「西山公園」の南東側に広がっています。



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Nec_0070 「鯖江」の地名が登場するのは14世紀に書かれたという軍記物語「太平記」で、南北朝の合戦が「鯖江の宿」付近で行われたことが記されています。

「鯖江の宿」は鯖江台地東南の麓、現在の「JR鯖江駅」付近にあったと推測されています。

Img_8648 この周辺南側には「延喜式」に記される古社「舟津神社」があります。


近くには承元元年(1207年)に都から追放された「親鸞」が越後に配流される途中において最初に念仏信仰を説いたとされる「車の道場」(上野別堂)があります。
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また、台地上部には弥生時代から古墳時代に掛けての墳墓「王山古墳群」があります。
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Img_2412 一方、北側の「長泉寺山」東山麓には養老2年(718年)に「泰澄大師」によって開山されて「元三大師」によって再興されたと伝わる天台宗寺院「長泉寺」がありました。
現在は後年に建てられた寺院の一部の「中道院」が残っています。

Img_2420 そのほか、南北に細長く広がる鯖江台地には「長泉寺山古墳群」や「兜古墳」・「立待古墳群」などが点在し、弥生から古墳時代の集落跡も確認されています。

さて、現在の鯖江市中心市街地がある鯖江台地の南部は「上野(うわの)」、北部は「鳥羽野」と呼ばれ、水が不便な為に長らく開拓整備されず、長泉寺山の山麓にあった寺院とその門前集落が点在していただけのようです。


しかし、江戸時代に入って盗賊が頻発した北陸街道沿いの「鳥羽野」は福井藩主の命により開拓され、新しい村が街道沿いに造られました。

また、南部の「上野」には貞享8年(1687年)に「誠照寺(じょうしょうじ)」(現、真宗誠照寺派本山)が再建され、周辺には門前町が出来てにぎわったようです。
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さらに享保6年(1721年)に越後から「間部氏」が移されて鯖江藩(5万石)が開かれ、街道を台地の東山麓から台地上部に移し変えて台地の南部に城下町を整備しました。
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現在、城下の中心地は街道が拡張整備されて「本町商店街」と変貌しましたが、かつての街道沿いは今も昔の香りが残っています。
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鯖江市中心部から東へ約10キロ離れた谷間に開けた「河和田」地区は古くからの「漆器」の生産地で、延喜5年(905年)に「うるし」を正税として収めた国名に「越前国」も記されています。

現在も多くの漆器製造業者が集まり、資料展示・漆器販売の施設として「うるしの里」が建てられています。
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丹南ふれあいスポーツレクリェーションロード」のコース概要については、このブログの過去の記事(07年6月13日)をご参照ください。



参考図書
鯖江市史(鯖江市)
福井県の歴史散歩(山川出版社)

2007年2月 4日 (日)

早春のツーリング必需品

2007年2月4日、今日は「立春」です。
平年ですと真冬真っ盛りで平地でも40センチぐらいは積雪があり、ツーリングなんか出来る状況ではありません。

Furuzitennsyadou11 しかし、今年は暖冬で2月4日現在、平地では積雪がありません。(日陰には先日の雪が残っているところもありますが)
特に今日は少し冷たい風が吹いていますが、晴天で気持ちよくサイクリングロードを走っている人たちを見かけることが出来ました。


さて、雪国での早春の必需品と言えば、「雨具」です。
特に冷え込んだ日には、必ず持っていないと大変なことになります。
北陸地方では冬場は「弁当忘れても傘忘れるな」と言われるぐらい晴れていてもあっと言う間に雪が降り出すことがよくありますが、春が近づくにつれて気候も安定してきます。

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しかし、ここで注意が必要です。
雪国の道路は雪を溶かすために融雪装置という物が所々設置されています。
これは、地下水などで雪を溶かす装置で路肩や道路中央から水を噴き出しています。

これが問題なのです。
早春には雪が降っていないのに作動したり、凍結防止のために作動していることがよくあるのです。
空は晴天でも道路は水浸しで洪水のように水が流れている光景をしばしば見かけます。
高さ1メートルも勢い良く出ている所もあります。
雪国をツーリングされている方はご存知だと思いますが、「凍結」の他にも「融雪装置」には気を付けて雪国のツーリングを楽しんでください。

Fuyuhinosann11 所々に浅緑の芽を出し始めた早春の野と白く続く山並のコントラストは少し冷たい風と共に心地よい緊張感を感じさせてくれます。(今年は暖冬で山にも雪は少ないようです)



2007年2月4日、国道476号福井県敦賀市新保と南越前町今庄の境にある木ノ芽峠トンネル付近の状況です。
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平年、豪雪地帯と言われる福井県南越前町今庄地区も暖冬です。(国道365号線の状況です)
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なお、天気の状況により降雪量・路面状況は変化しますのでインターネットサイト「雪みち情報ネットふくい」で道路状況をご確認ください。

続きを読む "早春のツーリング必需品" »

2006年10月17日 (火)

福井県を楽しむ旅 三方五湖(2)

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三方五湖(1)では、久々子湖沿いの美浜町町民広場をスタートして日向湖を一周して久々子湖の湖岸に戻り、浦見川から水月湖に入って、湖岸沿いに続く梅林を抜けてホテル「水月花」を過ぎて海山交差点に至るコースについてご紹介しました。

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さて、ここでは、海山交差点から美浜町町民広場に戻るコースをご紹介しましょう。

海山交差点を左折して県道216号に入り、水月湖沿いの県道を進んで行くと湖の対岸の半島が迫っている所から水月湖から三方湖へと変わります。

Umenosatokaikan1 さらに進み、世久津交差点の三叉路で国道162号と合流します。左側に梅を使った特産品を売る「梅の里会館」があります。
(県道沿いには至る所に梅干しの販売所があります。)

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さらに三方湖岸沿いに進むと左手に特産品の販売と食事が楽しめる休憩所「縄文プラザ」が見えてきます。

「縄文プラザ」を過ぎると「鳥浜貝塚」で発見された丸木船などの出土品を展示した縄文博物館がある「縄文ロマンパーク」が見えてきます。

このあたりで休憩を取り、残り4分の1をかんばりましょう。

さて、「縄文ロマンパーク」をから川沿いの道を進み、橋を渡って鳥浜交差点で左折して通称「若狭梅街道」と呼ばれる道に出ます。

約1キロ先の左側に山が見えますので、手前の細い農道に入り、三方湖岸の山沿いの道を抜けて「菅湖」に出ます。

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さらに菅湖岸沿いに進むと浦見川沿いの坂道に突きあたります。

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浦見川沿いに坂を抜けると久々子湖に戻り、県道244号と農道を通って久々子湖岸の道路に出ます。

遠くにスタート地点の美浜町民球場が見え、約3キロでスタート地点の町民広場に着くことが出来ます。

コース距離概要

海山交差点から町民広場 合計約18キロ


海山交差点→5キロ→世久津交差点→4キロ→縄文ロマンパーク→1キロ→鳥浜交差点→5キロ→浦見川→3キロ→美浜町民広場

福井県を楽しむ旅 三方五湖(1)

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三方五湖は福井県の若狭地方にある美浜町と若狭町に跨る、久々子湖、日向湖、水月湖、菅湖、三方湖と呼ばれている5つの湖の集まりです。

このうち、水月湖と菅湖と三方湖の3つはY字方に出っ張った半島によって3つに分けられた1つの湖です。
そして、久々子湖は人工的に掘られた運河、浦見川によって水月湖と結ばれています。また、若狭湾に接している日向湖と久々子湖は運河によって若狭湾と結ばれています。

さて、この三方五湖にはサイクリング専用道はありませんが、農道や林道そして一般道を使って湖を周遊することが出来ます。

湖は久々子湖以外は山に囲まれていて、湖岸沿いにはこの地域の特産である「梅」の林がたくさん点在しています。

湖岸の道は舗装されていますが、西久々子交差点付近(約500m)と久々子湖と日向湖を結ぶ早瀬日向間(約1000m)や日向浦見川間(約800m)が緩やかな坂道になっています。

Uramigawa1_1 そしてこのコース唯一の急坂は久々子湖と水月湖を結ぶ浦見川沿いの道(約500m)ですが、距離が短いので無理をせずに自転車を押して登ってください。

そのほかは多少アップダウンはありますが初心者でも十分楽しめるコースです。


では、コースをご紹介しましょう。

出発地点はいろいろ考えられますが、JR小浜線を利用した輪行の場合は美浜駅や気山駅、三方駅が最寄りの駅です。

また、車での輪行の場合は北陸道敦賀インターあるいは舞鶴若狭道小浜西インターから国道27号線で美浜町や若狭町へ向かいます。

駐車場は美浜町の場合は久々子湖沿いにある美浜町町民球場に隣接した町民広場の駐車場が便利で穴場ではないかと思います。

一方、若狭町の場合は三方湖沿いの国道162号線「縄文パーク」や隣の「縄文プラザ」の駐車場が便利だと思います。この他にも遊覧船のりばの駐車場や一般駐車場が多少在ります。

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さて、今回は美浜町の町民広場駐車場からのスタートして湖岸を左回りに回るコースをご紹介しましょう。

町民広場から久々子湖の湖岸沿いに進んでいくとボートの係留所付近で県道214号に合流します。

少し行くと左側に休憩所(トイレ)がります。ここを過ぎてカーブを曲がった所から上り坂になり、西久々子交差点まで続きます。

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この三叉路を左に進んで早瀬漁港との分岐する早瀬橋を渡り、さらに湖岸沿いにある遊覧船のりば「レークセンター」を過ぎると日向湖までの上り坂になります。(途中に有料道路レインボーライン入口があります。)

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坂を登り切ると日向漁港が下に見えて、その先の日向湖と海をつなぐ運河に架かる日向橋に至ります。
橋を渡って集落に入りますが、ここから約300mの区間は両脇に家が建ち並び、車一台がやっと通れるぐらいの細い道ですのでゆっくりと注意して通る必要があります。

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集落の途中から湖岸を整備した道路に入り、半周過ぎた所から山林を抜ける登り坂になり、浦見川に至る県道244号と分岐する三叉路に達します。
この三叉路を左に進むと山林を抜けて湖岸沿いを通って日向橋に戻ります。

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来た道(県道214号)を「レークセンター」手前にある美浜北小学校付近まで戻り、小学校につながる脇道に右折します。
小学校の横を抜けると久々子湖が広がってきます。

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湖岸沿いの道を進み、さらに湖岸沿いの梅林を抜けて行くと日向湖とつながる県道244号に至り、久々子湖と水月湖をつなぐ運河「浦見川」に出ます。

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ここで県道沿いにある「近畿自然歩道」の標識に従って県道を右折して浦見川沿いの坂道を登ります。坂道を登りきった所に浦見川を渡る橋があり、ここを渡って水月湖の湖岸に入ります。

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湖岸沿いには梅林が在るため、手入れをする車が通る事があるので注意が必要です。
また、浦見川からホテル「水月花」までの区間は休憩所が2、3箇所あるぐらいで集落はなく、偶にさるが出ることがあるので注意してください。

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さて、ホテル「水月花」を過ぎて海山交差点を左折して県道216号に入ります。
この地点が湖岸周遊コースの中間点となります。

つづきは「福井県を楽しむ旅 三方五湖(2)」をご覧ください。

コース距離概要 

町民広場から海山交差点間 合計約20キロ


町民広場→3キロ→レークセンター→1キロ→日向橋→3キロ→分岐三叉路→2キロ→日向橋→1キロ→美浜北小学校→3キロ→浦見川→7キロ→海山交差点

2006年10月21日より関西から直通の新快速電車(ほとんどが湖西線経由)が北陸線敦賀駅まで延長になりました。
これにより大阪京都からは乗り換えなしに敦賀まで来ることが出来ます。

参考までに敦賀駅から美浜までの距離は約15キロです。
ルートについては、「福井県を横断する旅 若狭ルート」を参照してください。

2006年9月27日 (水)

福井県を縦断する旅・越前岬

「越前岬」は歌謡曲にも歌われている福井県を代表する岬の一つです。この岬へ向かうコースは福井平野を抜けて、海岸部を南北に走る丹生山地を越えるために数㎞の上り坂を含むコースです。

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さて、福井市中心部を抜けて足羽川に架かる「九十九橋」を渡り「久保町交差点」の三叉路を右折して県道6号を西に向うと「日野川」に架かる「久喜津橋」を渡って旧清水町に入ります。

Oomori1 田園の中を進み、「志津川」を渡って、さらに県道6号を進むjと「大森交差点」の三叉路に至ります。この交差点を右折して大森集落を越前海岸の「大味」への標識に従って抜けると「滝波ダム」への三叉路に出ます。県道6号はこの「滝波口」の三叉路を左折して滝波ダムを抜けるのですが、平成18年12月頃まで工事中のため、この先の「清水畑交差点」まで迂回して、交差点を左折して「大味」を目指します。

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ここから「丹生山地」を越える坂道が始まります。この「清水畑」から緩急ある上り坂が大矢町の八王子神社付近まで数㎞続きます。

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そこを越えると道は殿下小学校前の坂を一気に「大味川」沿いに下って行き、谷間の向こうに日本海が見えてきます。

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海岸線に出ると「大味交差点」を左折して越前海岸沿いに走る国道305号線を南下し越前岬を目指します。途中、小さなトンネルが2箇所ありますが短いので問題は在りませんが、「越前岬」手前の「呼鳥門(こちょうもん)」にある「呼鳥門トンネル」は右側(海側)にしか広い側道が在りませんので注意してください。

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さて、「呼鳥門トンネル」を抜けると「越前岬」です。しかし、海岸部まで山が迫り、岬という雰囲気がありません。そこで、岬の上にある「水仙ランド」内にある「越前岬灯台」へ行くことにします。国道から階段の道が山の上部まで続いていますので歩いて行くことも出来ますが、「水仙ランド入口交差点」から急な坂を上がって行く事にします。なお、「水仙ランド」は清掃協力金300円が必要ですが水仙の資料館やハーブ園などの施設も楽しめます。
なお、「呼鳥門」手前の旧越廼村にも「越前水仙の里公園」があり、水仙ドームでは一年中、水仙の花が楽しめるそうです。(有料)

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景色(冬は水仙のお花畑を楽しめる)を楽しんだ後、来た道を戻るルートの他に、もう少し南下して越前町梅浦から中山峠の「中山トンネル」を抜けて「織田」を経由して福井市あるいは鯖江市へ向かうルートやもっと南下して南越前町河野やその先の敦賀へ向かうコースも考えることが出来ます。

305etizennmisaki21 ただし、国道305号線は越前岬から梅浦までの3キロ(特に玉川地区付近)は、狭い歩道しかない長いトンネルが2箇所と短いトンネルが数カ所集中している上に大型車が通るので非常に危険です。
特に「玉川トンネル」を抜けて玉川温泉を過ぎた後の「玉川隧道」とこれに続く「房山隧道(トンネル)」は60センチぐらいの狭い歩道しかないので、無理をせずに自転車を押して通行した方が安全です

Umeura1 そしてもう一つのルートとして「水仙ランド」の展望台付近から山の中腹の道を「水仙荘」前を通り「血ヶ平」集落まで約1キロを登り、そこから約2キロ進んだ玉川地区から県道6号(福井四ヶ浦線)に合流して梅浦まで山腹の山道をゆっくりと下るルートも良いのではないでしょうか。なお、玉川地区で海岸部へ下る分かれ道が2箇所ぐらいあるので注意が必要です。




コース距離概要(合計約36キロ)

九十九橋→5キロ→久喜津橋→6キロ→大森→3キロ→清水畑→6キロ→大矢(八王子神社)→5キロ→大味→5キロ→越前水仙の里公園→6キロ→越前岬

参考コース1(水仙ランド・梅浦・大森間約25キロ)

水仙ランド→1キロ→血ヶ平→2キロ→県道6号合流点→2キロ→梅浦(国道365号)→4キロ→山中峠(トンネル)→5キロ→織田北交差点(県道3号)→6キロ→下糸生交差点→5キロ→大森

参考コース2(織田・朝日・鯖江間約14キロ)

織田(国道417号)→8キロ→朝日→6キロ→鯖江
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2006年9月26日 (火)

福井県を縦断する旅 福井市

岐阜県境油坂峠から福井県を縦断する旅は福井市付近から坂井市三国町にある「東尋坊」へ向かうコースとこれからご紹介する越前町にある「越前岬」へ向かうコースに別れます。
「東尋坊」へ向かうコースは坂井平野を縦断するのでほとんど平坦なコースでしたが、「越前岬」へ向かうコースは福井市の平野部を抜けて海岸部を南北に走る丹生山地を越えるために6キロの上り坂を走ることになります。なお、海岸沿いに「三国」から国道305号線を南下して向かうことも出来ます。

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では福井県を縦断する旅を始めましょう。国道416号は永平寺町の「東古市交差点」を通り抜けて北陸道福井北インター付近で福井市に入ります。

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「福井北インター交差点」を左折して北インターを過ぎての交差点を右折して西に向かう国道416号線はショッピングセンター「ワイプラザ」付近の「新保交差点」で国道8号線を渡って福井市街地の北部側には入ります。しばらく直進するとJR北陸線を越える跨線橋に出ます。ここは、人と自転車は通行禁止になっているので跨線橋の下にある地下歩道を通り抜けます。

416ikuhis21 さらに進むと「フェニックス通り」との交差点「幾久交差点」に出ます。




福井県の県都「福井市」の中心部はJR福井駅や福井城跡(県庁)・福井市役所・西武百貨店が点在する地域です。
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Dainyoumati1 また、福井市中心街を南北に通る通称「フェニックス通り」(県道30号)の田原町から足羽川を渡って西木田までの区間には路面電車が道路の中央を走っています。

416oomiyakouban1 さて、フェニックス通りを越えて国道416号線をさらに直進して「大宮交番前交差点」で左折して県道5号線(通称芦原街道という)に入ります。なお、国道416号はこの交差点を右折して福井港や三国方面に向かいます。

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なお、北陸道福井北インター付近で旧道(通称勝山街道)へ入った場合は、福井農林高校前を過ぎて、国道8号線を潜り、「志比口交差点」の三叉路を右に進み、踏切を渡って、「松本通り」を直進し路面電車が通る「フェニックス通り」を越えて次の大きな交差点を左折して県道5号(芦原街道)に出ます。
県道5号を南下して「福井大学」を過ぎて「えちぜん鉄道」の踏切を越え、「東別院」や「福井大仏」前を通って行くと足羽川に架かる「九十九橋」の手前の交差点で県道6号に変わります。

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そのまま直進して「九十九橋」を渡り、テレビの電波塔が立ち並ぶ足羽山が迫る「久保町交差点」の三叉路を右折して県道6号を西に向かいます。
県道6号はふくい競輪場を越えた「明里橋南詰交差点」で左折して次の交差点で今度は右折することになります。しばらく直進して福井運動公園付近を通り、道守高校前を過ぎて市街地を抜けると「日野川」に架かる「久喜橋」に出ます。(競輪場から直進して、旧道を道なりに来ると道守高校付近で県道6号と合流して久喜橋に出ます。)

Kukidubasi1 橋を渡ると旧清水町に入ります。
この後、道は田園の中を進んで「大森交差点」の三叉路を右折して大森集落を抜け、さらに県道6号を進んで丹生山地を越えて越前海岸の「大味」へ至ります。
次回へ続く。



コースの距離概要 (合計約20キロ)

東古市交差点→5キロ→福井北IC→5キロ→幾久交差点→2キロ→大宮交番前→3キロ→九十九橋→5キロ→久喜津橋

2006年9月18日 (月)

福井県を縦断する旅 三国

福井県を縦断するコースとして岐阜県境油坂峠から大野市そして勝山市を通り福井市近郊までのルートをご紹介してきました。
さて、ここから日本海を目指す訳ですが、目的地を何処にするかによって2つのコースに別れます。

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まず一つは、福井市内には入らずに坂井市丸岡町からあわら市を抜けて坂井市三国町の東尋坊へ向かうコースです。
もう一つは、福井市内を抜けて越前町の越前岬へ向かうコースです。
では、比較的容易な東尋坊へ向かうコースからご紹介しましょう。このコースは、坂井平野を通り抜けすのでほとんど平坦なコースです。

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勝山市から九頭竜川の右岸を走る道路は国道416号から県道17号に変わり、永平寺町から坂井市に変わるあたりから坂井平野が開けてきます。このまま道なりに山側の県道17号旧道を進み、北陸自車道を潜って日本最古の天守閣と言われる「丸岡城」がある坂井市丸岡町の中心部を目指します。

Maruokazyou22 丸岡町内を道なりに進むと「丸岡城」の横を通って、国道8号線「一本田中交差点」を渡ります。
国道を渡って県道102号を進むと坂井市坂井町に向かうことになります。坂井市坂井町に向かってJR丸岡駅近くの踏切を渡り、坂井市役所横を通り県道29号や県道5号に出て、北進してあわら市の芦原温泉へ向かいます。
または「一本田中交差点」から国道8号線を500メートル北(石川県側)に進み「一本田福所交差点」を左折して県道9号で芦原温泉へ向かいます。
県道9号は田園の中を抜けて、JRの跨線橋を越えてあわら市役所の横を抜け竹田川を渡って「JR芦原温泉駅」駅前通りとの交差点を左折して県道29号「坂ノ下交差点」に出ます。

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この交差点を渡り、県道9号を500メートルぐらい進み「宮王交差点」を左折して真っ直ぐな並木道を通り芦原温泉街に入ります。えちぜん鉄道「あわら湯のまち駅」前を通り抜けて、温泉街をえちぜん鉄道沿いに直進して坂井市三国町の市街地へ向かいます。

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えちぜん鉄道「三国駅」まで鉄道沿いの道を進み、「三国駅」前の交差点を左折して九頭竜川河口に突きあたり右折して河口沿いの県道7号を進むと約1キロ先に三国サンセットビーチと日本海が見えてきます。このまま海岸沿いに走り、海岸沿いの坂道を登っていくと東尋坊に到着します。

Osima11_1 余裕のある方は、海岸沿いの松林の道を進み「雄島」まで足を延ばしてはいかがでしょうか。

コース距離概要

永平寺町鳴鹿→8キロ→丸岡城→8キロ→あわら市役所→10キロ→三国駅前→4キロ→東尋坊→3キロ→雄島 (合計33キロ)

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