継体天皇関連のイベント情報(1)
今年は第26代継体天皇が即位されて1500年の記念の年です。
これに合わせて継体天皇ゆかりの地では、様々なイベントが開催されています。
この中で「継体天皇」と「照日の前」との恋の物語が謡われる謡曲「花筺(はながたみ)」の舞台地「福井県越前市味真野」では、5月3・4日に「あじまの万葉まつり」が行われます。 味真野は継体天皇が青年期をここで暮らしたとの伝承が残り、謡曲「花筺」の記念像がある「味真野苑」をはじめとして伝承が伝わる神社や石碑が多くあります。
また、「万葉集」の中に歌われている「都から味真野へ流刑にされた中臣宅守(なかとみのやかもり)と 都で宅守を思う狭野弟上娘子(さののおとがみのおとめ)の悲しい恋の歌(相聞歌)」の舞台としても知られています。
この「あじまの万葉まつり」では万葉時代の衣装を着た人たちが街を練り歩く「万葉行列」が4日(午後0時15分出発)に行われ、この中には「継体天皇」や「照日の前」も登場します。
なお、味真野地域における「継体天皇伝承地」については「安治麻野コミュニティ振興会」ホームページの中の「継体天皇伝承」をご参照ください。
または、このブログの過去の記事「継体天皇の伝承地(1)福井県越前市」をご参照下さい。
その他、5月19日から21日には、北陸三大祭りの一つで継体天皇を祀る「三国神社」(福井県坂井市三国町)の例祭が行われます。
この中では、20日に御輿や山車の巡航が行われ、継体天皇の大きな山車も登場するそうです。
なお、継体天皇に関する情報やイベントにつきましては、福井県観光情報ホームページ「ふくいドットコム」の中の「継体大王と越の国・福井」をご参照下さい。
味真野へは
北陸本線武生駅下車
タクシーで約15分
バス 駅前から五分市・池田方面 味真野苑下車
(なお、バスは本数が少ないので注意が必要です)
車でお越しの場合
北陸道武生インターより約10分
(祭り当日は相当の混雑が予想されますのでご注意下さい。)
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